アンギラス工法は、ラフタークレーン(16t~50t)をベースマシンとし、ブームの先端に直接減速機、オーガマシン、スクリューを取り付けて削孔する工法です。リーダーが無いため、リーダー装備型の杭打機として作業半径を大きくとることができます。騒音・振動が極めて低レベルであり、高さ制限のある箇所や狭い場所、また段差打ち(打ち上げ、打ち下ろし)でも施工が可能です。先行削孔をしたオーガーの先端から、貧配合のセメントミルクを注入し、孔壁の保護を行い、杭を建て込みます。
孔壁崩壊が起こらないよう、土質を見極めることにより、スムーズな施工を行うことが重要です。京都の硬い砂礫層や、狭小地での施工を数多く行っているため得意としています。
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HAS工法とは、オーガーの削孔機構と鋼矢板の貫入機構を併せ持ち、削孔と同時にあるいは、削孔後に油圧機構を用いて鋼矢板を押し込む工法です。
低振動・低騒音で鋼矢板の圧入を行うことができます。杭圧入時に、ケーシングを用いることにより、鋼矢板先端部のねじれが生じにくいので、鋼矢板の損傷を抑えることができます。
地層の適合範囲も広く、施工地盤の強度はN値100以上えも可能です。さらに硬い地盤の場合は、ロックオーガー工法、ダウンザホールハンマー工法にて可能です。
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BH(Boring Hole)工法は、強力な動力を持つボーリングマシンを使用し、ボーリングロッドの先端に取り付けたビットを回転させ、ノーケンシグで掘削する工法です。
掘削には孔壁保護安定液を使用し、これをグラウトポンプでビット先端に送り込み、掘削された土砂を上昇水流によって孔口に運び、サンドポンプで排出する「正循環」方式となっています。掘削終了後は、スライム処理を行い、場所打ちコンクリート杭の造成あるいは、既成杭の建て込みを行うことができます。
既存の杭掘削工法の中で、最もコンパクト性に優れた工法です。京都市内の狭小間口での土留工事の場合、BH工法を採用することが多いです。
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