ハット型鋼矢板圧入工法は、ハット型鋼矢板900を圧入する専用圧入工法です。ハット形鋼矢板900 はハット形状の薄肉大断面形状を採用したことにより単位壁面積当たりの使用鋼材量が低減するとともに施工枚数減少による工期短縮、施工費縮減が可能です。
また、継手効率による断面性能の低減が不要で広幅型鋼矢板に対し、施工枚数を33%縮減します。
ハット形鋼矢板は本設構造物として開発された有効幅900mm世界最大の鋼矢板です。
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国土交通省:新技術活用システム(NETIS)登録 登録番号:CB-060028-V
砂質地盤へ杭や矢板を圧入する場合、ウォータージェットを併用することで貫入抵抗力を効果的に低減できます。杭先端に取り付けたジェットノズルから、必要に応じて高圧水を地中に噴出することで、杭の周面を潤滑させながら圧入する工法です。
施工状況に応じて噴出水の量を自在に調整できるため、地盤への影響を最小限に抑えることが可能です。圧入工法では、すでに施工が完了している完成杭を反力とするため、ウォータージェットを併用して圧入された杭の周面摩擦抵抗力が、施工直後には回復していると考えられます。施行できるN値は25~50未満ではありますが、玉石混じりの砂質層に本工法を採用すると、噴出水により玉石だけが残り圧入不可となることがあります。
N値だけではなく、ボーリングデーターをしっかりと見極めることのできる経験が必要です。
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国土交通省:新技術活用システム(NETIS)登録 登録番号:SK-070025-A
硬質地盤クリア工法は、圧入工法の優位性を確保した圧入機に補助工法として、オーガー掘削と圧入を連動させることで貫入抵抗力を低減させます。独自の「芯抜き理論」による施行により、最大N値50以上の硬質地盤へ圧入施工を行う工法です。
N値が50以上の泥岩、砂岩、花崗岩などの軟岩Ⅰ、軟岩Ⅱ、中硬岩に分類される岩盤への圧入が可能です。それよりも硬岩の場合は、硬質地盤削孔工事を施工した上で、鋼矢板を圧入します。
ハット型の鋼矢板で圧入することにより、施工枚数を33%低減することができます。
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国土交通省:新技術活用システム(NETIS)登録 登録番号:SK-070025-A