油圧式圧入引抜工法は、油圧式杭圧入引抜機(以下、サイレントパイラー)を既設鋼矢板上に自立固定せ、固定された矢板数本をつかみ、その引抜き抵抗力を反力として、静荷重にて新しい鋼矢板を、油圧で押し込んでいく圧入原理に基づく圧入、引抜く工法です。
この工法の最大の特徴は、静荷重圧入であるため、騒音や振動といった建設公害が発生せず無振動で施工できることです。
施行できるN値は25未満であり、それ以上のN値(25~50未満)の場合は補助工法として、ウォータージェット併用工法、クラッシュパイラー工法(硬質地盤クリア工法)があります。
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※国土交通省:新技術活用システム(NETIS)登録:登録番号:CB-080010-A
広幅型鋼矢板を圧入する専用圧入機です。
有効幅600mmとした新しい形状・寸法の鋼矢板で、現行型の400mmと比べて必要枚数が2/3となるので、工期短縮・工費削減ができます。また、鋼材の断面性能が高いので、最大30%の鋼重低減ができます。
現行型鋼矢板との嵌合が可能です。
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着工時の大きなウエイトを占める初期圧入技術として、従来とは異なる、全く新しいシステムを開発しました。
新しいシステムはクローラーユニットと反力架台を一体化した反力装置で、安定した条件のもとで初期圧入ができます。
クローラーユニットと反力架台は必要に応じて接合、切り離しが簡単にでき、円滑な作業をお約束します。
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