土留工事

サイレントパイラー・トレンチ・広幅

サイレントパイラー工法

油圧式圧入引抜工法は、油圧式杭圧入引抜機(以下、サイレントパイラー)を既設鋼矢板上に自立固定せ、固定された矢板数本をつかみ、その引抜き抵抗力を反力として、静荷重にて新しい鋼矢板を、油圧で押し込んでいく圧入原理に基づく圧入、引抜く工法です。
この工法の最大の特徴は、静荷重圧入であるため、騒音や振動といった建設公害が発生せず無振動で施工できることです。
施行できるN値は25未満であり、それ以上のN値(25~50未満)の場合は補助工法として、ウォータージェット併用工法、クラッシュパイラー工法(硬質地盤クリア工法)があります。

工法特徴
  1. 無振動、無騒音、無削孔でシートパイルの圧入、引抜の施工ができる。
  2. 軽量・コンパクトで、組立・解体作業が無く、運搬が容易である。
  3. 他工法に比べ地盤にゆるみが生じない。
  4. ウォータージェット併用、オーガー併用が可能である。
  5. 優れた環境配慮設計となっており、環境対策は万全である。
施行実績
  • ・株式会社トリヤマ/西羽束師川護岸改修(その2)工事
  • ・京都土木株式会社/小畑川地域振興河川工事
  • ・株式会社巴山土木/汚染土壌掘削除去工事
  • ・浜宗産業株式会社/伊根地区漁業集落排水真空ステーション建設工事

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※国土交通省:新技術活用システム(NETIS)登録:登録番号:CB-080010-A

広幅鋼矢板圧入工法(スーパーワイド)

広幅型鋼矢板を圧入する専用圧入機です。
有効幅600mmとした新しい形状・寸法の鋼矢板で、現行型の400mmと比べて必要枚数が2/3となるので、工期短縮・工費削減ができます。また、鋼材の断面性能が高いので、最大30%の鋼重低減ができます。
現行型鋼矢板との嵌合が可能です。

施行実績
  • ・京都現代・浅野・小川特定建設工事共同企業体/古川広域河川改修(防災・安全)その3工事

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軽量鋼矢板圧入工法

着工時の大きなウエイトを占める初期圧入技術として、従来とは異なる、全く新しいシステムを開発しました。
新しいシステムはクローラーユニットと反力架台を一体化した反力装置で、安定した条件のもとで初期圧入ができます。
クローラーユニットと反力架台は必要に応じて接合、切り離しが簡単にでき、円滑な作業をお約束します。

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