鋼矢板はジョイント部を接合しながら連続して1枚ずつ打ち込むことにより止水性の良い安定した土留壁を作ることができます。セクション部にパイルロック(止水剤)を散布することにより、より高い止水性を確保することができます。
これまで主に護岸・岸壁や仮設土留め等に使用されていた従来のU形鋼矢板を性能で上回り、本設構造物として幅広く新規用途に適用できる鋼矢板として、ハット形状で、単一圧延材として世界最大幅(900mm)となる『ハット形鋼矢板900』です。(NETIS登録No.KT-050017-V)
型式の数字は、断面二次モーメントの上2桁を表しております。
従来のSP-10H、SP-25H、そして新しくSP-45H、SP-50Hがラインナップに加わりました。
これにより、ハット型鋼矢板の適用範囲が拡大されました。