ロックネット工
ロックネット工は、ワイヤロープと金網のネットで、落石の危険性のある斜面を完全に覆う工法で、金網と地山の摩擦力で落石を抑止します。
※最新の施工実績については、お問合せください。
ロープネット工
自然環境を壊さずに施工が出来る落石予防工です。比較的大きな浮・転石を対象としていますが、金網や他の落石予防工の併用により、小さな浮・転石にも対応可能です。
工法特徴
- 雑木・植林の伐採が最小限で施工できます。
網目状に構成されたワイヤロープの間に立木を通すことができますので、最小限の伐採で施工ができ、自然林の緑の美観を損ないません。
- 斜面の浮石を安定させます。
柔軟性に富んだ強度の高いワイヤロープを法面に密着して張り、点在する浮石を押え込む工法ですので、ある程度の大きな浮石の転落を防止し、斜面を安定させます。比較的小さな落石がある場合は補強ロープ間隔の調整や、ロープネットに金網を取り付けることにより、落石を防止することができます。
- 施工性に優れています。
使用材料および使用機械は軽量ですので、施工が容易です。
- 仮設としても優れています。
切取り法面の下に道路あるいは構造物がある場合、法面に仮設として設置できます。
法尻に仮設柵を併用すればある程度大きな落石を防止でき、上から順に撤去しながら切取りが安全に進められます。
- 高耐久仕様では、山岳地域で耐用年数が50年以上期待できます。
環境対策として、めっき面にタフコーティング塗装を施した仕様も容易しています。タフコーティング製品は耐剥離性・耐外傷性・高密着性を有しており、塩害に対する高い防錆を有しています。
- 部分的に金網も併用できます。
ロープのマス目50cmから洩れる浮石等があるヶ所には金網を併用し落石防止することも可能です。
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※国土交通省:新技術活用システム(NETIS)登録:登録番号:SK-980038V
ロックボルト工
法面および斜面の浮石、転石あるいは岩盤の亀裂を固定してその安定に用いられます。
施工方法は、ボーリング機械等で石、岩盤に孔をあけ、鋼棒を挿入して定着し、孔にモルタルを注入してボルトを締めて国定させます。
ロックボルト工事は、単独あるいは吹付工、コンクリート張工、吹付枠などと併用される場合が多くあります。
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